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ベビーの予防接種









◆ 予防接種のしくみ ◆


ベビーがママからもらう免疫は、

時間とともに失われていきます。



その後ベビーは自分で免疫を作って、

病気から体を守ります。



その助けをするのが予防接種です。



予防接種の対象となる病気には、

かかってしまうと重症になってしまったり、

後遺症が残ってしまったり、

時には死んでしまう病気もあります。



予防接種を受け免疫をつけることで、

病気になる確率を少なくし、

万が一病気にかかっても

軽症で済むようにしましょう。






◆ 予防接種は2種類 ◆

予防接種には、

定期接種と任意接種の2種類があります。



定期接種とは、

国や自治体が受けるよう強くすすめおり、

公費で受けることができるので、

自己負担をしなくてもよいわけです。

(しかし、期間を過ぎてしまうと
        自費で受けなくてはなりません)



例として、BCG、DPT、ポリオ、麻疹等が

あります。



任意接種とは、

希望する人が費用を負担して受ける予防接種で、

おたふくかぜ、水痘、インフルエンザ等があります。






◆ 予防接種の受け方 ◆

予防接種の受け方も2種類あります。



集団接種とは、

予防接種に適したベビーが市区町村ごとで、

決められた日時と場所に集まり受けます。



また、個別接種とはかかりつけの小児科などで

個人で受ける予防接種で、ベビーの体調で

日程を決められるメリットがあります。



自治体によっては、

予防接種が個人に通知がある場合もありますが、

通知ではなく広報誌に掲載される場合なども

ありますので注意しましょう。



また、集団接種を逃してしまった人は、

個別接種で受けられるかどうか

市区町村の予防接種の担当の課に聞いてみましょう。






◆ 乳幼児期に受ける予防接種 ◆


接種名 予防する
病気
時期
回数
種類
接種方式
別の予防接種との間隔
BCG 結核 6ヶ月未満に
1回接種
生ワクチン

スタンプ方式
中27日以上
DPT
(3種混合ワクチン)
ジフテリア
(D)

百日ぜき
(P)

破傷風
(T)
T期は3ヶ月〜6ヶ月までに接種1歳までに3回

3回目の1年〜1年半後に追加接種を受ける

U期は11〜12歳ごろにジフテリアと破傷風の2種混合を
不活化ワクチン

トキソイド

皮下注射
中6日
以上
ポリオ ポリオ
(小児まひ)
3ヶ月〜7歳6ヶ月までに2回接種

1回目と2回目の間は6週間以上空ける。
生ワクチン

経口投与
中27日
以上
MR
(麻疹・風疹混合ワクチン)
麻疹
(はしか)

風疹
(三日ばしか)
T期は1才〜1才11か月までに1回接種

1才を過ぎたらなるべく早く受ける

2期は小学校就学前の1年間に接種
生ワクチン
皮下注射
中27日
以上
日本脳炎 日本脳炎 T期は6ヶ月〜7才6ヶ月までに1〜4週間空けて2回接種し、1年後に追加接種します 不活化ワクチン

皮下注射
中6日
以上
おたふくかぜ おたふくかぜ 1歳以降に
1回接種
生ワクチン

皮下注射
中27日
以上
水痘
(水ぼうそう)
水痘
(水ぼうそう)
1歳以降に
1回接種
生ワクチン

皮下注射
中27日
以上
インフルエンザ インフルエンザ 6ヶ月以降の
全年齢対象。
不活化ワクチン

皮下注射
中6日
以上



≪生ワクチン≫ 
生きた病原体を弱め、
病気にか軽く感染させて免疫をつけるワクチン
十分な免疫ができるまでには数週間かかります。
次の接種まで中27日以上空ける。




≪不活化ワクチン≫
病原体を殺し、
免疫にを作るのに必要な成分を取り出して
病原性をなくしたワクチン
複数回の接種で免疫をつけることができます。
次の接種まで中6日以上空ける。




≪トキソイド≫
細菌が作る毒素だけを取り出し、
その毒性を弱めたワクチン
複数回の接種で免疫を作ることができます
次の接種まで中6日以上空ける






◆ 予防接種のスケジュール ◆


初めは、受ける期間が定められている定期接種を

優先し、その中でも麻疹等のかかると

重症になりやすいものや、BCGやポリオなどの

日時が決まっている集団接種を優先しましょう。

とくに、BCGは接種期間が短いので、

注意が必要です。



また、おたふくかぜ、水痘、インフルエンザ等、

周りの流行によっては任意接種も

設定していくとよいでしょう。



また、生ワクチンは中27日以上空けなくては

いけませんし、不活化ワクチンは中6日以上

空ければ別の種類のワクチンを接種できます。



もし、予防接種を受け損ねた場合は、

保健所やかかりつけの医師に相談し、

スケジュールを立て直しましょう。






◆ 予防接種の受け方 ◆


≪集団接種の場合≫

予約の必要がないので、

決められた日時に予防接種を行う場所に行き、

次の流れで行います。


   @ 受付
   A 検温 
   B 問診・診察 
   C 医師と保護者がサイン
   D 接種 
   E 30分間待機





≪個別接種の場合≫

自分で病院に予約を入れてから受けに行きます。

   @予約・受付
   A検温
   B問診・診察 
   C医師と保護者がサイン
   D接種 
   E30分間待機



 ※ どちらの時も、接種の後は万が一の急激な
   アレルギー反応に備えて、
   会場に30分間待機します。
   急激な症状が起きる場合は、
   接種後30分以内がほとんどだそうです。






◆ 副反応 ◆


副反応とはワクチンに体が反応して

起こる症状のうち、予期せぬもののことをいいます。



そもそも予防接種は、病原性を弱めた病原体や

殺した病原体の一部を体にいれて行います。



生ワクチンの場合は、軽く病気にかからせて免疫を

作り、不活化ワクチンの場合は

接種後1〜2日後のうちに発熱や

接種部位の腫れなどが起こり、

軽い症状で回復していきます。




≪接種後の副反応による受診の目安≫

接種名 受診の目安
BCG 化膿した部位が治らない、膿がひどい、首やわきの下が大きく腫れて痛がる、コッホ現象(接種前から結核に感染している)が疑われるとき
DPT ひじから先まで腫れたとき、腫れた部分を痛がるとき、38度以上の熱が出たとき、機嫌がひどく悪くなったとき
ポリオ 手足を動かしにくそうにしている、動きが鈍い、首や背中がこわばるなどの症状が出たとき
MR 指で押しても消えない発疹(紫斑)が出たとき、38度以上の高熱が2〜3日続いたとき、ひどいせきや嘔吐、けいれん、呼吸が荒いなどの症状があるとき
麻疹 高熱が2〜3日続く、ひどいせきや嘔吐、けいれん、呼吸が荒いとき
風疹 指でおさえても消えない発疹(紫斑)や皮下出血がみられたとき
日本脳炎 高熱、呼吸困難、けいれんなどがあったとき
おたふくかぜ 接種後3週間ごろの嘔吐、発熱や機嫌の悪い状態が続くとき
水痘 発疹や水疱がひどくなったり、発熱が2〜3日続く、38度以上の熱が出たとき
インフルエンザ 高熱などの心配な症状があるとき






◆ 予防接種それぞれ ◆

『BCG』
ウシ型結核菌を弱毒化してつくられたもの。
スタンプ方式で接種。
接種時期は6ヶ月未満に1回受けるとよいでしょう。
2〜3週間後にぽつぽつと腫れ、1〜2ヶ月後に膿をもっても自然に治ります。
接種後10日以内に赤く腫れて膿んできたら、接種前から結核に感染している可能性があります。
すぐ受診を。



『DPT(3種混合ワクチン)』
不活化ワクチン+トキソイドの混合ワクチン
T期は3回接種します。その後1回追加接種し、計4回行います。
3〜8週明けて行いますが、3回目の後は1年〜1年半空けて追加接種します。
U期は11〜12歳ごろに2種混合ワクチン(DT、ジフテリア、破傷風)を1回接種します。
接種後、部位が腫れる、赤くなるしこりになるなどの反応が見られます。
回を重ねるごとによく出るようになりますが、肘の先まではれなければ特に問題はありません。



『ポリオ』
経口生ワクチン
T〜V型の3タイプのポリオワクチンが混ざっています。
3ヶ月〜18ヶ月に2回受けるのがよいでしょう。
ワクチンを飲んでそれぞれの免疫をつけることができます。
春と秋に集団接種を行う市町村が多いようです。
ポリオワクチンを飲んですぐ吐かないように、接種後30分の飲食は控えましょう。
接種後1ヶ月程度はわくちぬぃるすがウンチの中に混じって排泄されるので、始末に気をつけ手をきれいに洗いましょう。



『MR(麻疹、風疹混合ワクチン)』
麻疹、風疹ウィルスを弱毒化して作った生ワクチンで、皮下注射で接種します。
T期は1歳代に1回、U期は5〜7歳の間の小学校就学前の1年間に接種します。
接種5〜12日後、発熱や発疹などの症状が出ますが、1〜2日で治ります。



『おたふくかぜ』
生ワクチンを皮下注射で接種します。
1歳以降に1回接種します。
感染しやすく、完治するまで保育園や幼稚園を休まなければならいので、早めに接種しておきましょう。
また、大人がかかると重症になってしまうので注意が必要です。
接種2〜3週間後、まれに発熱や耳下腺の腫れなどがありますが、たいていは自然に治りますが、
嘔吐、不機嫌が続く場合は受診しましょう。
予防接種をしても1割弱の人はかかることもありますが、軽症で済むので後遺症を防ぐことができます。



『水痘(水ぼうそう)』
生ワクチンを、皮下接種します。
1歳児以降に1回接種します。2回接種するとより効果が期待されます。
感染しやすく、感染すると水疱がかさぶたになるまで1週間くらいかかります。
接種しても20%くらいの人は発症してしまうことがありますが、
軽症で済むので、是非接種しておきましょう。



『インフルエンザ』
A香港型、Aソ連型、B型ウィルスの場合の不活化ワクチンで、皮下接種します。
6ヶ月以降に1〜4週間の間隔で2回接種します。
0歳代の効果は不十分なところがあるので、1歳を過ぎてから接種を進める医師もいます。
ごくまれに、ショックやじんましんなどのアレルギー症状が出る場合があるので、
症状が現れたらすぐ受診しましょう。











         







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